Sommelier

アンヌ・ボワッソンAnne Boisson

熟成したアリゴテは飲んだことありますか?

ムルソーで現在もっとも注目を集めている若手生産者Pierre Boisson。
Coche Duryのラファエル・コシュとも仲が良く、その造りにかなり影響をうけています。
ちなみにこのドメーヌで特徴的なのは、ワインを3つのラベルでリリースしていること。
ピエール・ボワッソン本人の名義の他、父親名義のボワッソン・ヴァド、妹名義のアンヌ・ボワッソンがあります。
これは地価の高騰が著しい昨今のブルゴーニュにおいて、高額な相続税のために畑を手放すことがないように、との先代の配慮から、少しずつ畑を生前贈与しているためなのです。

アリゴテという品種はもともと薄くて酸味がきついというイメージだったのですが、最近ではアリゴテを重要な品種として扱っています。

そしてこのAnne Boissonのアリゴテはムルソーの国道近くにある2区画からくる樹齢50年。
非常にフレッシュで生き生きとしており、リンゴやグレープフルーツなどのピュアな果実味とミネラルがしっかりと感じられ、熟成にも耐えられる驚くべきポテンシャルを持っています。

Bourgogne Aligote 2015
100ml 2,200円
60ml 1,540円

エルブランシュでは、シェフの小川智寛が目指すクラシカルな料理を自分なりのスタイルで提供するネオ・クラシックと、ソムリエの小川雅之が最も得意とするブルゴーニュワインを、料理と合わせていろいろと楽しんでもらえるようワインデギュスタシオンを用意し、料理と合わせてグラスで楽しめるスタイルです。

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