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新しいグラスワインの紹介「セツナウタ2022」

セツナウタ2022 登醸造

2022年産のワイン、今回は醸し48%、全房搾汁が52%です。
2021年産が51:49で アルコール12.8%だったので、前回より軽くなりました。
色も薄めです。醸し比率の違いは、毎年のブドウの出来によるものです。
醸し用のブドウは皮ごと漬け込むため、病果をしっかり落とします。
これを秋の深まりとともに、どこまでふんばれるのかが勝負です。

最後は雪がちらつき、寒さにふるえて力尽きます。
天気がよくて病気も少なければ、醸し比率も高まります。50:50を基本にしているので、醸しが50を切ったら「ああ厳しい年だったのだな」と思っていただければ…。
新たに試したこともあります。これまでは流通・保管時の品質保持のため、少量の亜硫酸をビン詰め時に加 えていました。安心感がある一方、開けた直後に本来の味わいが出ないという欠点がありました。
それを今回はやめました。
抜栓直後の雰囲気をちょっと気にしていただけると幸いです。

醸造は、除梗破砕して25日間ほど漬け込んでから搾汁したツバイと、収穫してすぐに全房で搾汁したツバイを混ぜて、野生酵母で発酵させステンレスタンクで熟成。翌年9月にビン詰め後、5か月のビン内熟成。

おいしい飲み方:ちょい冷やしぐらいがおいしいかも。鹿肉とか牛肉サガリとか赤身の肉とよ く合います。保管は涼しいところで。
ブドウ品種:自園ツヴァイゲルト100%
醸造(野生酵母発酵):醸しツヴァイ48%、搾汁ツヴァイ52%
生産本数:2722本

登醸造・小西様より。
こちらをグラスワインにてご用意いたします。
皆様のご来店、こころよりお待ちしております。

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