長野県東御市のササキファームから届いた仔羊を南仏プロヴァンスの郷土料理であるナヴァランダニョーに仕上げました。
ナヴァラン・ダニョーとは仔羊肉を蕪と一緒にトマトで煮込んだ料理。
エルブランシュでは、たっぷりのトマトと赤ワインで約3時間かけて肉の繊維がほろっと煮崩れるまで仔羊肉を煮込み、蕪のピューレとソテーを添えました。
まったくと言ってもいいくらい臭みはなく、トマトの酸味と蕪の甘みが仔羊肉をより美味しくします。
このナヴァラン・ダニョーには、ワインにも華やかさがあって、ただし仔羊肉に負けない強さのあるワインがあわせやすい。
今回ご用意したワインはラピュータ2017 ドメーヌ・ヒデ。
マスカット・ベーリーAを使用した赤ワインで、色調も濃く、香りはラズベリーなどの可憐さが特徴。
酸味とタンニンのバランスは良好で、奥行きに深い甘さのミルキーさを感じさせる長期熟成型の赤ワインです。
ナヴァランダニョーは現在おまかせコース(11,000)にてご用意しています。
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